Bachelor Thesis Abstract (in Japanese)
卒業論文要旨

P2Pネットワークのスケールフリー性を活用した検索効率化

大塚 治
2007年2月

P2Pネットワークは,クライアント・サーバシステムと異なり,ホスト同士が同等の動作をする相互通信のネットワークである.P2Pネットワークにおいて,検索の効率化が課題になっている.また,スケールフリーネットワークという,Power-Lawの性質を持ったネットワークが存在する.Power-Lawは膨大なリンクを持つハブの存在を許し,それは,スケールフリーネットワークの特徴の一つになっている.また,このPower-Lawの性質をP2Pネットワークが持っていると報告がある.

そこで,本研究室では,スケールフリー性を持つP2Pネットワーク上のハブを分散的に検出し,ハブを生かした検索を行うことで検索の効率化ができた.本研究では,その既存研究の検索方法を変更を行い,またキャッシュ機能を追加することで既存研究での問題点のヒットまでの距離の増加を防ぎ,検索の効率化を目的とする.そして,それに対し,シミュレータを作成し,実験を行った結果,既存手法の問題点であった検索時のHitまでの距離の増加を防ぐことができた.


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