Bachelor Thesis Abstract (in Japanese)
卒業論文要旨

実行可能UMLにおける段階的具体化規則のアスペクト指向による記述

照屋 朗
2008年2月

組込みシステム開発において,設計生産性や品質の向上,開発期間の短縮を可能にするためにシステムレベル設計手法が考案された.システムレベル設計とは,システムの設計仕様を段階的に具体化しながら,ソフトウェアとハードウェアの統合仕様から,機能をソフトウェアとハードウェアに分割,実装し,最終的にそれらを統合して,一つのシステムを設計する設計手法である.今日では,システムレベル設計の設計抽象レベルを引き上げるために,実行可能UML (xUML,Executable UML) をシステムレベル設計の記述に応用する試みが提案されている.

一方,実行可能UMLで記述されるシステムレベル設計の具体化手順を体系化したものとして,リファクタリングに基づく具体化規則が確立されている.しかし,自然言語で表現されるために具体化手順の厳密な記述が行えず,具体化作業の自動化が困難であるという問題点がある.

本研究では,具体化規則の自動化を実現する方法として,アスペクト指向技術をによる具体化手順の定式化を提案する.実際に,リファクタリングに基づく具体化規則の手順をアスペクトを用いて記述し,実行可能UMLによるシステムレベル設計の具体化手順をアスペクトで記述可能であること,具体化作業が自動化できることを確認した.


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